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3月に入ると・・・

茶園管理が忙しくなってきます。

水を吸い上げ、落葉の心配が無くなってきたので「摘芯」という作業を行います。

3.41

これは手摘み専用の自然仕立て(野木園)で行う作業で、昨年秋までに伸長した芽を適当な高さで摘む作業を行います。

茶樹は「頂芽優先性」という特徴があり、手を加えなければ枝のてっぺんの芽だけが大きくなり、側芽(葉の付け根)から出る芽は小さくなってしまうという状況を招きます。そこで頂芽を切り落とし、葉の付け根に幾つかある新芽の大きさを揃える事を目的に、この作業を行います。

3.42 作業中の枝

 

3.43 作業完了後の枝

 

今年は昨年と比較して、夏から秋への暑さと乾きの影響で節間が短く、分枝が多く見られます。

本来であれば木化した(茶色い枝)枝のちょっと上で落とすのがセオリーですが、芽数等からやや高めに仕立てています。

 

美味しい新茶になるよう、一枝一枝丁寧に作業していきます。

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