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「亜酸化窒素」の発生量抑制を目的として


「立春」も間もなくとなり、天気図にも「春型」が現れるようになってきたので、茶園に春肥1回目を施用をはじめました。
この季節、我が家では「石灰窒素」を利用します。
2月上旬に石灰窒素、3月上旬に肥効調節型肥料を施用することにより石灰窒素による硝化抑制効果から、土壌中に無機態窒素が長く存続できます。
また、出開度が進んでも荒茶中に含まれる遊離アミノ酸含量は多く、粗繊維含量が少ないことから品質が高くなると言われています。
その他にも茶園において年間窒素施用量の24~40%を石灰窒素で代替することにより、茶園のうね間土壌からの亜酸化窒素(一酸化二窒素)の発生量を平均で約50%削減できるとされています。
この亜酸化窒素、N2O)は農地から発生する主要な温室効果ガスの一つであり、オゾン層破壊物質です。
茶園におけるN2Oの排出係数(施肥窒素量に対するN2O-N発生量の割合)は2.9%と、他の作物が栽培されている畑地の0.62%に比較して高いため、排出量の削減が求められています。

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