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土着天敵の保護を優先に

クワシロカイガラムシの防除をおこなっています。

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「クワシロカイガラムシ」は茶樹の枝に寄生するカイガラムシの一種で、埼玉県では年3回発生します。

多発すると茶の芽の伸びが悪くなるだけではなく、枝や株が枯死する被害が出ます。
埼玉県でもここ数年多発生状態が続いています。

難防除害虫となっている主な理由として、茶樹の入り組んだ枝に寄生するために薬剤が届きにくいことと、防除適期が数日間で、その把握が難しいからです。

我が家ではできる限り農薬を使わない環境にやさしいお茶づくりを心掛けていますが、この害虫だけは放っておくと「狭山茶」全般に影響を与えかねません。
これについては県の指導に基づき農薬を散布しています。

ただ、茶園には寄生性天敵である「チビトビコバチ」や、捕食性天敵の「ハレヤヒメテントウ」などの土着天敵というものが生育しています。
我が家ではこれらを保護を優先するような農薬散布を行っていることを付け加えます。

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