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地力窒素を高めるために


施肥設計の大幅な見直しを行っています。
この時期は二番茶のための「お礼肥」として硫安などの速効性の化学肥料を施用することが多く見られます。
しかし、夏肥の二番茶での寄与率はそれぞれ6%程度しかありません。
最近の研究結果では、茶樹は6~8月にかけては温度の上昇で微生物活動が活発化することにより 土壌由来窒素いわゆる「地力窒素」を積極的に吸収することが明らかになってきています。
この期間に吸収される窒素 70%が地力窒素となります。また年間窒素吸収量の52%が土壌窒素に由来するそうです。
地力窒素の発現量は圃場ごとに、また有機物施用前歴などにより異なるそうで、堆きゅう肥や作物の根株、緑肥などが地力窒素の供給源となるそうです。
有機質肥料を継続的に施用することにより窒素供給量が増加することが期待できることから、油かすを施用しています。

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