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日本茶への影響・・・

農産物の全品目の関税を完全撤廃することを目指す

環太平洋連携協定(TPP)に日本が参加を検討しており、

参加した場合の日本茶への影響を調べるために

茶生産団体でつくる全国茶生産団体連合会が

緑茶などの世界各国の関税率を調べたという。

 

日本貿易振興機構(ジェトロ)の資料室(東京・六本木)で調べたり、

在日大使館に問い合わせたりしたという。

 

日本茶の輸出先1位の米国、2位のカナダ、3位のシンガポールはすでにいずれも無税。

輸出量が比較的多いドイツやフランスなどが加盟する欧州連合(EU)も関税率は低いという。

 

日本は緑茶の関税率を17%に設定していて、

ほとんどが中国から持ち込まれているが、輸入量は減少傾向が続いているという。

これらから全国茶生産団体連合会は、

「TPPの緑茶への大きな影響はなさそう」とみているそうだ。

 

しかし茶価の低迷により、生産意欲が下がっているのが実際で

国際競争力まで、意識が出来るものだろうか・・・

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