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狭山茶の知識や情報の交流を深めることを目的に

平成29年度「埼玉県茶業技術協会」通常総会に出席してきました。
この協会は埼玉県内をはじめとする茶業関係者並びに茶業関係団体122から成り立ち、茶業に関する生産技術、試験研究成果等の情報誌を発刊することにより知識・情報の交流を深めることや、研修会を開催することにより狭山茶の発展に寄与することを目的にしています。

 
総会終了後、日本茶インストラクター川口史樹氏を講師にお招きし、「茶業技術協会2017フォーラム 『最新の品種動向』」が開催されました。
講師の川口氏は、埼玉県所沢市内で品種茶専門店「心向樹」を経営、埼玉県茶業技術協会員であると共に、埼玉県茶業青年団の団員でもいらっしゃいます。
全国の品種茶に精通しており、最新の品種動向について様々な視点から御紹介してくださいました。
 
現在注目を浴びている3品種4種の見茶を行いました。
被覆栽培での高品質緑茶の製造に適するとされる「せいめい」
多収の「ふうしゅん」を種子親、早生で製茶品質に優れる「さえみどり」を花粉親として、1992年に交配したF1実生群の中から選抜されたもので、製茶品質は全茶期を通じて優れ、水色は青みを帯び、二番茶以降も夏茶臭が感じられず、滋味にうまみが感じられる品種です。

 
渋味抑えた極わせ茶「はると34」
早生で旨味が強く製茶品質に優れる‘さえみどり’を種子親、やや早生で耐寒性が強く色沢が優れる‘さきみどり’を花粉親として育成されたもので、一番茶初期の高価格が期待される時期に製茶ができる高品質で付加価値の高い品種です。

 
アミノ酸含有率が高く、色沢も優れ、玉露、かぶせ茶に加工しても優れる「きらり31」
やや早生で耐寒性が強く色沢が優れる‘さきみどり’を種子親、早生で旨味が強く製茶品質に優れる‘さえみどり’を花粉親として育成されたもので、耐寒性を備え煎茶のほか玉露やかぶせ茶に加工しても品質が優れる早生の緑茶用品種です。

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