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甘い味わい

紅茶も緑茶も中国茶も茶葉は同じだということは知っていると思います。
茶葉は自らが持つ酸化酵素によって酸化発酵します。その過程のどこで止めるかによってお茶の種類が変わってきます。

摘み取った葉を加熱し発酵を止めるのが緑茶。ビタミンCが豊富で旨みは勿論ですが渋みや苦みが残ります。

中国茶にも緑茶や紅茶がありますが、中国茶として広く知られているのは、烏龍茶などの半発酵茶です。
この半発酵茶というのがきわめて範囲が広く、最終的に乾燥した茶葉の色から、緑茶、黄茶、黒茶、白茶、青茶、紅茶と分類されます。
青茶、白茶が半発酵茶に当たり、烏龍茶は青茶に属します。黄茶は不発酵茶で緑茶と同じで、黒茶はプーアール茶とも言われ微生物の働きで発酵させ、後発酵茶と呼ばれます。

完全に発酵させるのが紅茶となります。

日本における紅茶の歴史をひもといてみると、実は戦後の一時期、紅茶は日本で盛んに生産されており、国内での需要はもちろん、重要な輸出品でもありました。
しかしながら、昭和46年の紅茶の輸入自由化によって衰退の一途を辿ってしまいましたが、ここ数年、再びこの『和紅茶』の生産量が急激に増えてきています。

海外で作られる紅茶と比較して、昼夜の温度差が少なく、日照量も少ない、過酷でない環境で育つ日本の茶樹で作られた紅茶は、優しい味わいを持っています。
そのままでほのかに甘みがあり、お茶に砂糖やミルクを足さない習慣を持つ日本人好みの味に仕上がります。

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まずは「萎凋」といって、お茶の葉を萎れさせます。
茶工場内には「青りんご」や「イチジク」といった果実に似た香気が漂います。

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この後に「発酵」という工程にうつります。
これは発酵止めした後の茶葉の様子です。
紅茶らしい色合いになります。
この後に乾燥して、形を整え、茎や粉を抜いて商品となります。

 

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半製品ですが、こんな感じに出来ました。

品種や摘む時期によって味わいが違う「和紅茶」

是非お試しください。

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