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空気感まで伝える

1月19日、いるま野農業協同組合合併20周年記念「資産管理組織連絡会記念セミナー」に参加してきました。
第1部は法律セミナー「円満な相続のために」
第2部は記念講演として「笑いは心の栄養剤」と題して、落語家の三遊亭円楽氏の講演でした。
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円楽氏の講演の規定時間の1時間半はあっという間でした。
落語家だけに笑いのツボ、タイミングを心得ていますが、それ以上に驚いたのは、実に医学的な用語、データ、数字、歴史ががスラスラと飛び出したこと。
笑いは、人間だけの持っている高度な感情で、相手が無防備で心に歪みがないときの笑顔に対しては同じように自分も笑顔になる。
また、笑いは、痛みを忘れさせ老いを遅らせるものでもある。
人は、気・力・欲(良く)があるからプラス思考になり、物事がうごくようになる。
心を開き、笑顔で魔法の言葉(ありがとう・ごめんなさい)をたくさん言うことによって、今のストレス社会を元気に生き抜いていける。というもの。
その話の中で、最も印象に残ったのは「文化」というものを、空気感まで伝えられるか?でした。
芸能は勿論ですが、これはお茶の業界でも言えるのではないかと考えさせられました。
ただ単にお茶を売ることばかりに目を向けていて、その周りの空気というもの、そこまでお客様にご理解いただけていたのだろうか?と
お茶は、日本人に受け継がれてきた日本の文化そのものであり、日常生活と密接にかかわりながら、ともに発展してきました。暮らしに欠かせないものだからこそ、「飲む」という動作を起こす空間が大事なのでは?
これは円楽氏も仰ってましたが、「だんらん」や「お茶の間」という空間づくりなのかもしれません。
人生を豊かにする時間・空間づくりを、日本茶の文化とともに発信していきたいですね。

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