若返りです。

茶樹は毎年摘採を行うと次第に枝が細く密生し、葉は小型となり開葉数が少なくなります。
また年々樹高が高くなり過ぎ摘採が困難になってきます。
これらの対策として品質向上と収量の維持、作業条件から見た適正な樹高を保つために更新というものをします。

すなわち茶樹の若返りです

この茶園は防除困難な「クワシロカイガラムシ」が大量発生したので、地表面から１５ｃｍ以内で切る「台切り」という更新を行いました。

一番茶の摘み取りが終わった茶園です。
赤く枯れているのが「クワシロカイガラムシ」の被害です。

大型トラクターの牽引するハンマーモアによる台切り更新です。

作業終了後はこんな感じです。
端っこに残っているのは、後程手作業で切ります。