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適期を見出す…

実体顕微鏡を購入しました。

 

これは比較的低倍率(2-30倍程度)で、観察対象を薄切標本などにせず、

そのままの状態で観察するための顕微鏡です。

 

「クワシロカイガラムシ」といって茶樹の枝に寄生する害虫で、

幼虫・雌成虫が樹液を吸汁し、茶樹の樹勢を衰えさせるものが

近年狭山で見られるようになりました。

雄繭が固まって白く見えるくらいに多発すると、

新芽が伸びず、葉が黄化、落葉し、枝や株が枯死します。

 

この害虫の防除適期を見出すのに、実体顕微鏡が使われます。

1頭の雌が抱える卵の半分以上がふ化していれば半数ふ化卵塊と見なして、

その割合、つまり半数ふ化卵塊の割合が60~90%になった時が防除適期となります。

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